Classic.20

サンデーGX三月号!!! 「根深き樹 Part11」感想

やったー!!!! サンジェネ来月号、「元述外伝」読み切り34P堂々掲載だってー!!
みんな買えー! 元述ファンは絶対買えー!! ワタシも買うぞー!! やったー!

そんな感じで躍り上がりつつ今月号の感想行きます。

今月は見所がいっぱいありましたぜ!
といってもご多分に漏れずほぼ元述の話題しか上りませんが。

元述たん……午前様で帰ってきた旦那に怒って口きかない奥さんみたいになってるよ!!
将軍が一生懸命御機嫌とろうとしているのに、超無言。超無表情。
にこりともしてくれないぞさー困った。せっかく自宅に忍んで待っていたのにこれじゃあ、さすがの将軍もトホホだね。まあ自業自得ですが。

王様ご乱心で聚慎は大変なことになってるわけですが、夫婦もとい主従の仲も大変なことに! 普段従順な妻もとい部下が臍を曲げて、業を煮やした文秀は自力で王様をとっちめてやろうとするのですが、元述を頼れないとなると他に味方が意外といません元将軍。かつての部下で残っているのは元述と英實と「阿志泰? 誰それ?」状態に。
それも仕方がない。文秀が謀反人になったおかげで殆ど粛正されるか軍を辞めてしまったというお話。つくづく自分で自分の首を絞めてます将軍。
しかし結局追いかけてきた元述の手を借りて宮殿に忍び込むことになる文秀。なんだよー、まったく最初っから素直に「はい」って協力すりゃあいいのにこいつめー。しかしそんな所もかわいいっつーかなんつーか……とか思ったら残念でした! 中身は英實でーす!! なにぃ〜っ、はかったな阿志泰! いや解慕漱? やっぱり阿志泰か? ああもうどっちがどっちだか解らん! つーか英實お前その体格で元述に化けるって無理あるだろ!! どうりで元述にしてはお茶目な言動が目立つって言うか「えっ? これ、ヨハンじゃね? (c)アイランド」って思ったんだー!! 以下次号!!

気付かない将軍も将軍です。
つまり本物の元述たんは相変わらずだんまり奥さん状態なわけですね。
そんなこんなで来月は本編と元述外伝の二本立てだあ!!
待ちきれないので光陰矢のごとく過ぎると良いと思いました。おわり。

サンデーGX4月号 「根深き樹 Part12」感想

外伝外伝言ってて、本編の感想を忘れてましたよ。

将軍の頼みで、たった一人で聚慎城の守備兵を足止めしている元述が健気で泣ける。
ドカンだのズドンだの、とても剣の効果音とは思えない轟音を立てながら大暴れだ。殆ど大砲だよ。溶路で山道に殺形刀ぶん投げたときも、「婦女子に飛び道具とは貴様それでも武士か!」とわけわからん憤りを感じたものですが、まあ別に元述は武士じゃないしなあ。
畳で寝てるわけでもなし。
そういえば、元述ン家て、土足でオッケーなのか? 先月も玄関から靴掃いたまんま家に上がってたけど。将軍は裸足だったし。そもそもあれは本当に家なのか。道場じゃないのか。あんながらんとしたところに一人で寝てるのかと思うと、あの子どんどん不憫に思えて来るんですけど。

そんで宮城から逃げ帰ってきた将軍の手当をして、ちゃんと家に上げてくれるんだ。可愛いなー……。将軍はもっと元述の有難味を噛み締めやがれっつーんだ。まあもう、味わい尽くしてるかも知れないけどさ。(何の話だ)
もう将軍、元述が自分の頼み事聞いてくれると信じて疑わないところがイヤ。ゴメンうそ、萌え。「絶対死ぬなよ」とか言われて嬉しそうな元述がもうどうしようもなく可愛いんです。他人から見たら利用されてるだけの関係なのかも知れないが、「再びお前の前に現れる」は将軍、本心だったとワタシは信じたい。
ああでもそれはけして適わないんだと分かっているから泣けてしょうがない。

そんななあ……そんな約束があったんだ。元述が「どうしてあの時私の前に現れて下さらなかったんです」って言ったとき、それはその場の状況で仕方なかったんじゃない? って思ってたんだけど、将軍、こんな事口にしてたのね!
それはあかん。それは迎えに行ってやらなきゃ元述が不幸すぎる。だってあんた、その将軍の一言を信じて、ホントなら従う義理もないのに孤軍奮闘してくれてるんだよ。一度は自分の個人的な都合で捨てた部下がだよ?
ああああ〜無理と分かっていても迎えに行ってやって欲しかった〜!!!(過去編まだ終わってないっつの)

うう……きっと将軍自身、これまで放っておいた分これから一緒にいてやろうとか、今度は一緒に西洋に行こうとか、考えていたに違いない。違いないってば。
そんで鉄の牛車とか汽車とか見て驚く元述の表情を堪能したり、一緒にソフトクリームをなめたり、年甲斐もなく噴水ではしゃいだり、夕暮れの湖にボートを漕ぎ出したり、天蓋付きのベッドに元述を押し倒して「泣くのはおよし」とかクサイセリフを決めてみようとと思ってたんだ!
もういいよそれで! 曼陀羅華パワーで夢を現実にしようぜ! 妄想だから無理!!

ワタシならきっと曼陀羅華の幻想に容易く飲まれてしまうと思います。それに対抗して不幸な過去を見続けている将軍はホントに強いなあ。(フォロー)
でも元述を不幸にしたから減点!(フォロー台無し)
早く現実に戻って来て元述を成仏させたげて下さい。

サンデーGX5月号 「根深き樹 Part13」感想

将軍! 気絶なんてしてる場合ですか!!

精神的な衝撃が大きいのはわかるけども、一緒について来た部下の命を考えたらもう少し踏ん張れなかったのか。
いくら個人的な理由だと承知の上とはいえ、部下さん達だってほんとに文秀の個人的な目的をかなえるためだけに協力してくれたんじゃないだろう。結果的に、国のためになると思ったからお願いを聞いてくれたんじゃないのか。

とか思ってたら、解慕漱に平伏しちゃってるしこの人たちったら。変わり身早っ!!
「何者かが殿下に化けているのかと思っていましたー! お許しをー!」って、ええーっ! あんた達「今の殿下にやり方には疑問を抱いています」とか言ってたくせに、相手が本当に王様とわかった途端に全面降伏ですか!? 王ならいいの? 何しても!
ぶっちゃけ、元老院が威張ってた頃と体質変わってないんじゃないの、この国?
ああ、でも解慕漱がおかしくなってなければ良き方向へ向かって行くはずだったんだろうなあ。
解慕漱=阿志泰? の言うにゃ、最初ッから積み木を崩す気満々だったみたいだけど。

元述は危うく死ぬところだったし、もう! どだい無茶させすぎなんですよ多勢に無勢で!
しかし孤立無援かと思ってたら、ここで元暁が助けに来てくれるとは〜!
乙巴素まで部下さん引き連れて乱入してきたりして、場面だけ見ると少年漫画的にすごく燃えるシーンになってますよ。どうしよう、また一つ乙巴素にときめいた。元暁もいつもの三倍くらい男らしいです。怒りで男性ホルモンが大量分泌でもされているんでしょうか?

この組み合わせは熔路の組み合わせですよね。このままの勢いで聚慎が崩壊して、三人揃って阿志泰に下るという結果なのだろうか。
ここで戦っている連中をまとめ上げて国王の勢力にぶつけたら、政権ひっくり返せたかなとか考えてみる。元暁の魔法部隊に、乙巴素の棒術部隊に、一人で千人力(笑)な元述郎。まあ、相手が阿志泰じゃまともなやり方なんて通用しなさそうだし、今さら過去は変えられないし、共闘状態にあるとはいえ三人思惑はばらばらだしなあ。
そもそも文秀自身が、民のためになるとはいえ、自分の親友がトチ狂ってるのを更正させたかっただけみたい。解慕漱がおかしくなったのは阿志泰のせいだって思い込んで、結局この時点では文秀も自分の見たいものしか見えてなかったってことなのかなあ。

変えられない過去の出来事を見続けるというのは確かにしんどい。「ここでこうしていたら元述は〜」とか、「こんな事にならなきゃ元述は今頃……」とか、今さらどうにもならないんだもの。

そしてまた救いのない展開で次号に続くのだ。
愛する人を助けるためには、やはり手段は選ぶべきだと思いました。黒魔術いくない。

サンデーGX7月号 「根深き樹 Part15」感想

文秀の株もここまで下がれば後はもう上がって行くばかりですよ。

続きはこの今のムラムラが落ち着いたら。
ムラムラって書くとなんかやらしいことみたいだけど、時々思考が脱線してアレな妄想に行ってしまうので、あながち間違いとも言い切れない。

取り敢えず今はセーラー服に萌えている。女子高生の方の。(どこまで脱線したの洸さん)

  • 2006年06月19日(月)

それでは改めて感想。

屈しない男は「もう聚慎がどうなろうと知ったこっちゃない」なんて言いません。
現状が手に余るからって、恋人を逃げる場所にしないように。
なにが「二人だけで永遠に」だ。言うべき時を間違えてるだろお前。
つまるところ、「根深き樹」とは文秀を信じる桂月香の方でした、で終了。土壇場で強いのはやっぱり女なのか。

一方元述は、元暁にプロポーズされてました。
えっ、あれプロポーズとちゃうの? 最後まで〜って、死が二人を別つまでって意味じゃないの?

来月はまたもや二本立てですって! 「房子外伝」が本編と同時掲載らしいぞ。しかも本編は巻頭カラーですってよ。14集も7月に早くも出るらしいし、来月はなんだか賑やかだなあ。
外伝はそのうち一冊にまとまったりするんだろうか。まとめるにはページ足りてるのかな。今まで何本ぐらい外伝が描かれたのか良く知らないが。
足りなけりゃまた何か外伝を描くってことで、いつかコミックスになると良いですね。

外伝かかれるとしたら次は誰辺りだろう。ミス黄とかかな。ワタシの望みを言わせていただくなら、「花郎外伝」とかが良いです。英實と元述の馴れ初めあたりを一つ宜しく。
それか、チンダルレを主役に元述坊ちゃまの成長記録を!(ないない、絶対ない)
ちっちゃい頃従者に着せ替えてもらった癖が抜けずに、酔っ払うとうっかり「脱がせて」ポーズをとってしまう元述とか妄想して萌えてみるわけですよ。チンダルレは元述の可愛い盛りを知っていて羨ましいなあ!
兄さんも出てくる。そして柴田亜美の漫画みたく鼻血とか出してる。
そんで「兄さん、どこかお悪いのじゃないかしら」とか元述に心配されて、「そうですね。ある意味お悪いです(頭が)」とかチンダルレに言われてしまうのさ。

感想と関係なくなってきたのでおしまい。